モトぷち

ワインは糖尿病患者の血糖を下げる

2008-03-12 11:05 mottox|現地情報

ドイツのワイン誌(Der Deutche Weinbau,25.1.2008)からの情報です。

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イスラエルのNegev大学の研究によれば、糖尿病患者は、ワインの飲用によって血糖値が高いほど低下することと、さらに毎日、少量の白か赤ワインの飲用によって血糖値は低下し、病気へのリスクが減少することを報告している。

また、ドイツワインアカデミ-のDr. Claudia Steinhammer は、糖尿病患者のように血糖値が高いと、目、腎臓、神経、心臓や心筋梗塞などの疾患に大きな障害を引き起こすことを述べている。またこれまでの病理学的研究で、規則正しい節度あるワインの飲用は、2型糖尿病*の症状リスクを著しく低下させることと、すでに2型糖尿病に罹病していても毎日少量のアルコ-ル飲料の消費で、心筋梗塞の危険性は減少することについも報告している。
(* 2型糖尿病は、インスリン分泌が低下する糖尿病で、1型糖尿病は、インスリン分泌がほぼゼロになるタイプで自己免疫疾患やウイルス感染で発病するが、圧倒的に多いのは2型糖尿病である)

一方、Ben-Gurion 大学のDr. Iris Shai 博士は、アルコ-ルまたはワインによる 血糖管理の正確な効果について検査するため、中年の2型糖尿病患者109人のグル-プを、二つに分けて研究した。この検査の参加者の一方のグル-プには、毎日の夕食に150 mlのワインを、他方のグル-プには、ノン・アルコ-ル・ビ-ルを飲ませた。全員のカロリ-の調節は、炭水化合物の総摂取量で調整した。
その結果を3ヶ月後に空腹時におけるワイン飲用グル-プと他のグル-プの血糖値と糖尿病に関係する項目の血液検査を行った。**
それによるとワイン飲用グル-プは、血糖値は、140 mg / dl から118 mg/ dlまでに著しく減少した。一方、ノン・アルコ-ル・ビ-ル・グル-プは、常に137 mg /dl から139mg /dlに留まった。このように、ワインを飲用したグル-プの方が、血糖値は著しく低下することが分かった。同時に関連して検査した肝機能やその他の検査も正常であった。 (**:糖尿病と判定される検査値は、随時血糖値が、200 mg / dl 以上 または、空腹時血糖値が126 mg/ dl 以上)

なお、Ahrワイン産地で糖尿病研究を行った Dr. Claudia Stein-Hammer は、「6週間毎日300ml のワインの摂取で、血糖値にマイナスに作用しなかった」と述べている。
上記の各研究は、規則的に節度あるワインの摂取は、血糖値の管理に寄与していると結論される。

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