ヌーヴォ【号外】 ボージョレ、マコン地区で発生した雹の被害について
2008-09-02 18:58 mottox|現地情報
マーケティング部、ブルゴーニュ担当の宮田です。
先月、8月7日にボージョレ、マコン地区を大規模な雹害が襲いました。
聞くところによると「ほぼ壊滅状態」(!!!)の生産者も出ているとの
ことで、皆様も心配しておられると思います。
モトックスのヌーヴォ達はどうなのか???
心配でいてもたってもおられず、各生産者から被害の様子について訊いて
みましたのでご報告いたします。
* * * * * * * * * * *
まずは全体的な状況から。
【雹害の全体的な状況】
8月7日の雷雨は猛烈で、雹によって多くの被害が出ました。最初はマコン南部
およびボージョレ北部、その後、ボージョレ南部にも被害が及び、特にボージ
ョレ南部の被害は大きなものとなりました。今回の雹で被害を受けた畑は合計
4000ヘクタールを超えました。
この悪天候によってブドウの色づきが遅れましたが(成熟の早い区画では80%、
遅い区画ではようやく50%)、8月の最終週になりようやく晴天に恵まれていま
す。生産者たちは、今年は手放しで喜べる年にはならないだろうと考えており、
9月からはブドウの良好な成熟に最も必要な乾燥した気候と日照が得られるこ
とを切に期待しています。
今年は収穫開始日の布告はボージョレおよびボージョレ・ヴィラージュに対して
しか行われず、その他については栽培者がそれぞれの区画について最適な日
付を決定することになっています。
おそらく収穫日は1996年と同じく9月10~15日の間に設定されるものと予想され
ています。収穫量は、乾燥した気候が原因で最低量を記録した2003年により近
い数値になるものと言われています。
9月初旬の気候は良好と予想されており、状況の好転が期待されています。
それでは、各生産者からのコメントを。
【J.シャニュ社】8/27付
(ジャン・ド・ロレール ボージョレ・ヌーヴォの生産者)
ひどい雹害に遭ったのはボージョレの南部の限られた地域であり、J.シャニュ社の
畑は大丈夫でした。今年のボージョレ ヌーヴォの生産には問題ありません。
畑の様子を見てみましょう。
一株だけなので全体の様子が分かりませんが、これを見る限り、正常に実ってい
るようです。一安心です。
【ポール・ボーデ社】8/28付
(ポール・ボーデ ボージョレ・ヴィラージュ ヌーヴォ、
シャトー・デ・マラドレ ボージョレ・ヴィラージュ ヌーヴォの生産者)
ポール・ボーデ ボージョレ・ヴィラージュ ヌーヴォの畑は、殆ど被害を受けて
おりません。
しかし、残念ながらシャトー・デ・マラドレ ボージョレ・ヴィラージュ ヌーヴォの
畑はかなりの被害を受けました。例年と比較すると収穫量が少なくなってしま
うことは避けられません。よって、本年の収穫分を出来るだけヌーヴォ向けに使
用するつもりですので、今年のヌーヴォ・キャンペーンに影響を及ぼすことはござ
いません。ご安心ください。
【ヴィニュロン・デ・テール・セクレット社】8/27付
(マコン・ヴィラージュ ヌーヴォの生産者)
テール・セクレット社の畑は被害が大きかった地区よりかなり北に位置しているた、
め、集中的な被害には見舞われるようなことはありませんでした。唯一、ボージョレ
のごく一部の畑が被害に遭っただけでした。
よって、マコン・ヴィラージュ ヌーヴォの畑には幸いに全く被害は出ておりません。
ご安心ください!
【ドメーヌ・リュエ】8/28付
(ボージョレ・ヴィラージュ ヌーヴォ / ボージョレ ロゼ ヌーヴォの生産者)
大きな被害を受けたのはマコン南部からボージョレ南部のCharentay シャランテまで
でした。(その中にリュエの所在地ブルイィ地区も含まれます。)
しかし、ラッキーなことに雹が襲った日、我々の畑には雨が降っただけでした。
よって今年も収穫量、品質ともに問題ありません。大丈夫です!
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シャトー・デ・マラドレは残念ながら被害が出たそうですが、他の生産者からは
「大丈夫!」との力強い返事をもらうことができました。
本当に良かった~。
最後に、ポール・ボーデ社から送られてきた画像をどうぞ。
実際に降ってきた雹です。
なんとタマゴと同じ大きさ!有に直径5~6センチはあるでしょうか。
こんなのが降ってきたなんて・・・
次回は9月上/中旬の情報をお届けします。
どうぞお楽しみに!
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