モトぷち

2008年のポンセも期待大!

2009-04-06 17:30 mottox|現地情報

マーケティング部フランス&スペイン担当の河野です。

春の試飲会でも大好評だったスペインのボデガス・イ・ビニェードス・ポンセ
(ラ・カシーリャ07年は、お客様アンケート赤ワイン第2位でした!)。
2008年もかなり期待できます。

 
樽②.jpg
●ボバルの試飲でびっくり
30近くにも分かれたボバル種の区画。そのうちのいくつかを、現地で試飲させてもらいました。
当たり前ですが、それぞれが全く違うスタイルで試飲をするたびに驚きの連続。

特に素晴らしかったのが、07年のラ・カシーリャにもブレンドされている区画「エストレチャ」。
マロラクティック醗酵中ながら、完成度が高くてついゴクゴク飲んでしまうほど。
「素晴らしくエレガントで恐ろしく良いものができた」と、

フアン・アントニオ自身もうろたえる程の出来で、あまりに素晴らしいので2008年はこの区画だけの
ワインを造るそうです(しかもたったの2樽!!)。

ということで、08年のラ・カシーリャにはエストレチャはブレンドされません。
08年は、カシーリャを主に、ルハン、ピノ、モテージャ、セニョリータといった区画のブレンドになるそうです。
ちなみに、カシーリャの樽はフェミニンで、どことなくハーバルな香りがします。
聞いてみると、畑の周りにローズマリーやタイムが自生しているのだとか。

 

●土地に根付いたボバルの力
ところで、2008年はポンセにとって07年を上回るベスト・ヴィンテージなのですが、
この辺りの2008年というのは実はあまり良い年ではありません。

収穫の時期に雨が降って品質が下がったので、ほとんどの生産者は協同組合に売ってしまったそうです。

なぜポンセのところは大丈夫だったのでしょう?

不思議なことに、長い年月(古いもので80年近く)をかけて畑に根付いた
ポンセのボバルは、毎年どんな天候でもほぼ同じ時期に成熟するのだそうです。

これはこの30年間、フアン・アントニオのお父さんのときから全く変わっていない(!)とのこと。
そんなことがあるのかと、畑の力に思わずひれ伏しそうになりました。。。

 
樽.jpg
フラン・アントニオが
畑やテロワールにこだわるのは、こんな実体験があるからなのかも知れません。
そういば区画割りについては、ロワールから学んだそうです。
スペインで今、“熱い”生産者たちはとても勉強熱心です。

ポンセの新ヴィンテージ、今年も夏以降のリリース予定です。
ご期待下さい!

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