突然変異ツナガリ ~ 斑入りのモンステラとピノ・グリ ~
2009-08-18 13:00 mottox|スタッフのつぶやき
東京マーケティング部の前田です。
突然ですが、
先月の引越しを機に“植物熱”がぶり返しそうなので、「気をしっかり持たなければ」と
思っているところです。。
なんのこっちゃと思われるかもしれませんね。
実は、ひと頃、植物を育てるのにはまっていた時期があり、
住んでいた狭い部屋の一角がちょっとした植物園のような状態になっていたこともありまして。。
今では、3~4年前に某百貨店の園芸コーナーで○千円で購入した
斑(ふ。まだら模様のこと)入りの「モンステラ」、その他数種がどうにか存命中といったところですが。
この“斑入り”というのが、私にとってはちょっとした(いや、かなりの)ツボでして、
現在存命中のほとんどが“斑入り”だったりします。
ここで言う「斑」とは、
「突然変異」によって、葉っぱのところどころに葉緑素が無い(少ない)白や黄色っぽい部分が発生し、その部分が斑(まだら)な感じになっていることをいいます。
これが何とも涼しげでお洒落な感じで、“グリーン・インテリア”として確実にワン・ランク上をいっているのではないかと(単に自分が好きなだけかもしれませんが)。。
ただ、あくまで突然変異で生じるものなので希少性があるため、通常のものに比べるとお値段もやや割高になるようですが。
「突然変異」をキーワードにワインの世界に目を転じてみると、
「突然変異の多いブドウ品種」に「ピノ・ノワール」があげられます(かなり無理やりな感じでワインの話題へ舵を切らせていただきますが。。)。
ピノ・ノワールは「遺伝子的にとても不安定な」品種ということで、
ブルゴーニュの畑では同一の葡萄樹に黒い房(ピノ・ノワール)と白い房(ピノ・ブラン)が同時に生育している状態もそれほど珍しくないのだとか。。
そして、そんなピノ・ノワールの突然変異から生まれた品種に
現在人気急上昇中の品種「ピノ・グリ」があります。
というわけで、今月、当社取り扱いのピノ・グリのワインを集めて
面白い企画が打たれていますので是非ご一読ください!
「“ピノ・グリ”飲み比べ特集」
http://www.mottox-wine.jp/season/details31.html
ピノ・グリというと、個人的には昔飲んだ、肉厚でトロリとした質感があってナッツ類を想起させるようなアルザス ピノ・グリ(銘柄は覚えていませんが)を安直にイメージしてしまうのですが、
突然変異によって、“偶然”この世に生をうけたブドウが、
世界各国でこんなにもバラエティ豊かに個性を開花させているなんて
ちょっと感慨深いと思いませんか?
突然変異によって生まれてきたからこそ
未だ見ぬ“大いなる可能性”を秘めているのかもしれませんが(少し大げさですかね)。。
でも、突然変異というのも、当の植物自体にとっては“しんどい”ものなのでは?
などと思ったりもします。
斑入りの植物にしても、
色素の無い白い部分は直射日光に当たることにより“葉焼け”を起こしやすいなど
何かと弱いようで、通常の個体と比べると管理にも細かな気づかいが必要になります。
実は、上述のモンステラは、
今回の引越し時、そのままでは運ぶことが出来ず、何箇所かでカットすることを余儀なくされ、現在は更新(&挿し木)を試みているところなのですが、
以前も、一度、弱ってきている株を、元気な部分だけカットし、挿し木で立て直してみようとしたことがあり、
カットした部分がどうしても腐ってきてしまい失敗に終わったことがあるので、
今回は、カット面をしっかり乾かし水気を持たせないようにするなど、試行錯誤しているところです。
でも、こんなことをやっていると思うのですが、
ブドウ樹という植物体の性質を分析・研究・コントロールして栽培、
ワインの味わいにまで反映させているワイン生産者というのは、
やっぱりスゴイと思います。
まぁ、方や本業、方や趣味の域を出ないお遊びレベルなので
比較するのもおこがましいですが。。
今回は、一方は観葉植物という形で、もう一方はワインという形で
われわれ人間の目や舌を楽しませてくれる「突然変異」にまつわるお話でした。。
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