モトぷち

Vinitaly Japan 2009

2009-12-09 09:50 mottox|イベント情報

マーケティング部のイタリア担当の藤川です。

先日、東京にてイタリアワインの大イベントが2日間に渡り開催されました。
モトックスも出展ワイナリーであるマストロベラルディーノの社長
ピエロ・マストロベラルディーノ氏と共に参加して参りました。

 

●1日目 11月24日グランディ・マルキ協会ワイン試飲会

イタリア大使公邸にて、今年も「グランディ・マルキ」のイベントが開催されました。

「グランディ・マルキ」とは、高級イタリア・ワイン協会であり、所属するプレミアム・ブランドから世界市場に向けてワイン文化の発信、プロモーション活動や新たに市場開拓をしていきたいと考える有力イタリア・ワイナリーの強い意欲から結成されました。イタリア・ワインらしい品質とスタイルを有しており、世界中で認知されたファミリーブランドです。

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現在、17ワイナリーにより結成されており、マストロベラルディーノは南イタリアを代表する主要メンバーであります。

例えば代表的なブランドとして・・・
イエルマン
カ・デル・ボスコ
ピオ・チェザーレ
アンティノーリ
テヌータ・サングイド
ビオンディ・サンティ
ルンガロッティ
ドンナフガータ
ウマニ・ロンキ
マァジ

これらの超銘醸ワイナリーが11月末に東京に集結しました!

 

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 マストロベラルディーノといえば、日本に初めてナポリのワイン『ラクリマ・クリスティ』を広めた第一人者であり、また南イタリアワインの主要銘柄であるタウラージ、グレコ・ディ・トゥーフォ、フィアーノ・アヴェッリーノ等のDOCG最高格付けワインを手がけた"超"銘醸ワイナリーです。

特に、古代品種として知られているフィアーノ種は、第二次大戦後に絶滅寸前の危機に瀕していたところ、先代のアントーニオ・マストロベラルディーノ氏の手によって救われ、現在では南イタリアの最高格付けワインとして世界中に知られるまでになりました。

この功績を讃えられ、カンパーニャ原産ブドウの救世主としてイタリア政府からは
『功労の騎士』として勲章を授与されています。

また、古代ブドウ品種の考古学者として、そしてイタリアで最も有名なエノロゴ(醸造家)の一人として認知されています。

このイタリアワイン界の誇りとも呼ばれるワイナリーから、現当主として活躍されているピエロ・マストロベラルディーノ氏が来日されました。

 そして、今回のグランディ・マルキのイベントでは、マストロベラルディーノ氏によりメインスピーチが行われました。テーマは『領土のワインを成功に導いたファミリー・ビジネス:イタリアの場合」。

イタリア全土のワイン生産者の中でも、最も長い歴史を誇る由緒正しいワイナリーの一つであり、いち早くブドウ畑の環境整備に着手し、ブドウ栽培からワイン造り、そして販売までを一貫して独自の経営スタイルで続けおられます。

現在の当主であるピエロ社長で、なんと10代目!

マストロベラルディーノ社として長年に渡り経営を続けてきた、「ワイナリー運営の背景」をお話しになりました。
実は、社長であると同時に、プーリア州フォッジャ大学経済学部 経済・経営学科主任教授であられますので、「家族経営」というテーマをとても興味深くスピーチなさいました。

  ↓こちらはセミナー会場の入り口。

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イタリア大使公邸内の会場です。 一番のりで到着!

この後、インポーターや雑誌社の方が来場されていました。
窓の外に素晴らしい日本庭園が見えます。

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いよいよ、セミナー開始です!

スピーチ中のピエロ・マストロベラルディーノ氏。とてもハンサムで素敵な方です!

お話の中で最も印象深かった点は、イタリアワイン原産地呼称制度施行の背景、
そして家族経営ゆえのメリット・デメリットを企業戦略に生かすことでした。  

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家族経営ゆえのメリットとして、ビジネスの成功、ブランドの確立、価値の創出の面では大きな力を発揮するが、同時にデメリットとして権力の行使、投資に関わる社内外に及ぶ利害、組織的・戦略的な面ではしばしば問題や不安定さが露呈するそうです。

また、当主として、「家族」と「企業」という2つの組織を一度に制することの難しさについても述べられ、まとめとして、ファミリービジネスとは「家族の伝統を守りつつ、企業として地域の特徴を活かしてその価値を受け継いでいくものである。」とお話を終えられました。

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スピーチの後、テイスティングが始まり、各ワイナリーから約5分ずつプレゼンテーションが行われました。

そうそうたる銘柄が17アイテムも並びましたが、その中でも高品質で状態が素晴らしく良い『古酒』を試飲アイテムとして提供していたのはマストロベラルディーノ社、一社のみでした。

マストロベラルディーノ社からの出展アイテムは、 
『ラディーチ・タウラージ・リゼルヴァ 1999』

土着品種であるアリアニコの個性を強く表現したワインを造り続けています。

ズバ抜けて長い歴史とその伝統から、見事に完成された『超一流ワインの風格』が際立った瞬間でした。

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全アイテムの試飲完了! 

各ワイナリーからの自慢の一品が出品されており、どれも素晴らしいワインでしたが、
タウラージ・リゼルヴァは古酒ながら、抜きん出た安定感とその質の高さ、
そしてエレガンスの極みを確認したひと時でした。

 

* * *  * * * * * * * * *  * * *  

いつもマストロベラルディーノのワインを語るときに欠かせない言葉があります。

それは、l’ospitalita ホスピタリティー」。

どのワイナリーよりもカンパーニャの地品種と長く向き合ってきた家族であり、
その良し悪しを知り尽くした経験があります。

その経験を大切にし、そこから得た知恵で、ブドウの個性を最大限に引き出して
最高のワインに仕上げています。それも何代にも渡って・・・

この家族の想いは、「よりたくさんの人に、自分達の誇りであるワインを楽しんでほしい。」

それ故に、素晴らしく良心的な価格で日本市場へ提供してくださっています。

ワイナリー史上最高のヴィンテージといわれる、
『ラディーチ タウラージ リゼルヴァ 1999年』。
美しい10年の熟成を経て・・・なんと!希望小売価格 5,200円
。 

この素晴らしいワインを是非、皆様へお届けしたいです!

 

●2日目 11月25日 Vinitaly Japan In Tokyo

 

ホテル・ニューオータニ東京にて、今年もヴィニタリー・ジャパンが行われました。

前日のグランディ・マルキのメンバーであるワイナリーも、イタリアワイン文化を
広める活動として試飲ブースを出展されていました。  
 

ヴィニタリーのレセプションです。

来場者は、輸入業者、レストラン、ソムリエ、ジャーナリスト、雑誌社など
ワインのプロがご来場されます。

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会場内の風景です。

出展ワイナリーの中には、まだ日本のインポーターとの取引がなく、
新ビジネスのチャンスに期待して出展されているところも多くあります。

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こちらは午前中の様子ですが、午後からはたくさんのご来場者で大賑わいとなりました。昨年よりも来場者がずっと多く、大盛況だったようです。  

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マストロベラルディーノ社の試飲ブース風景です。 

営業スタッフのO原君とマストロベラルディーノ氏がサービスしています。

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手にお持ちのワインは、フラグシップワインである、「ラディーチ タウラージDOCG」です。

マストロベラルディーノ社が完成させた、南イタリア唯一の最高格付けDOCG赤ワインです。 このワインをめがけて試飲される方が殆どで、とても知名度の高いワインでした。

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マストロベラルディーノ氏は、昨年まで10年間に渡り、
「フェデル・ヴィーニ / イタリア全国醸造協会」の議長をお務めになりました。

会場内ではあちらこちらからと、ひっきりなしにピエロ氏にお声をかけられ挨拶される方が多く、とても人望のあつい方でいらっしゃいます。

★今回の出展アイテムはこちらの4アイテムでした。

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●フィアーノ・ディ・アヴェッリーノDOCG 2008  
●グレコ・ディ・トゥーフォDOCG 2008      
●アリアニコ・カンパーニャ・ロッソ IGT 2007
●ラディーチ・タウラージDOCG 2005

http://www.mottox-wine.jp/winery/it/campania/post-82.html 

試飲された方の感想の殆どが、『品質と価格のバランス』にとても驚かれていました。

二種の白ワインには、共通して高いミネラル感とキレイな酸味があり、それぞれの個性が明確に現れています。

赤ワインには、一般的なアリアニコ種のイメージからかけ離れた、美しい果実味と酸味、心地よいタンニン、常に洗練された印象 ”エレガンス”が備わっています。
南イタリアで、最もエレガントなタイプに仕上げられたアリアニコです。

「こんなに安くて高品質のタウラージは他に無い!」っと声を大にされ、マストロベラルディーノ氏と熱心にお話しされる方が何名もおられました。

マストロベラルディーノが所有する領土のように、高品質の白ワインと赤ワインを同時に
産出する土地の現象は、イタリア全土を探しても他に類はないそうです。

この領土に美しく根ざすカンパーニャ原産ブドウとひたむきに向き合う
誉れ高きワイナリー、マストロベラルディーノが造る素晴らしいワインです。

 

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ヴィニタリーの後、日ごろ大変お世話になっているお得意先のレストランへ会食に出かけました。その際にサインボトルをお願いしたのですが、とても素敵なので皆様にご覧頂きたいです!

サインボトルを作成中のマストロベラルディーノ氏・・・

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 サインボトルの完成です!

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名前がラベルにかかるよう、斜めにステキなサインが入りました!

あまりにもカッコイイので、店内で一瞬大騒ぎになりました(笑) 

 

モトックスとお取引が始まって以来、今回初めて社長ご本人が来日されました。

とても紳士で普段は物静かな方ですが、銘醸ワイナリーの社長さんとしての気品に溢れ、どこかしら人を魅了する素敵な雰囲気をお持ちの方でした。

カンパーニャ・ブドウの個性や、イルピニア地方の風土を語るそのお顔には、ワインの造り手としての情熱が漲っていました。

そして、日本市場へは特別な想いをお持ちでした。

日本文化がとてもお好きで、特に日本料理が大好きでイタリアでもよく召し上がるそうです。
繊細で洗練された日本食の独特の風味に魅了されておられるようで、
この繊細な味覚をもつ日本人の皆様には、マストロベラルディーノのワインを是非お食事と合わせて召し上がって頂きたいと話されていました。

本当に素敵な方なので、またお会いできる日がとても待ち遠しいです。


以上、長くなりましたがイタリアワイン・イベントのレポートでした。

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