~マスター・オブ・ワイン、ネッド・グッドウィン氏がローガンワインを語る!~
2010-07-26 09:00 mottox|現地情報
オーストラリアワインの生産者『ローガン・ワインズ』より、ワイナリーにスペシャルなゲストが訪問されたと連絡を受けました!
そのスペシャルゲストとは、日本在住のマスター・オブ・ワイン、ネッド・グッドウィン氏。2009年度、日本在住者としては初めて世界最高峰にして、最難関のワインの資格「ロンドン・マスター・オブ・ワイン(MW)」の栄冠に輝かれ一躍時の人となったワイン界憧れの方。因みにこの年の合格者は彼を入れて世界でたった2名だったそうです。
今回は、そんなグッドウィン氏の目から見たローガンワインについてお伺いしたく、無理を言ってローガンワインの現地リポートをお願いしたところ、快く引き受けて下さいました。
ありがとうございました!
NED GOODWIN
氏 (ネッド・グッドウィン氏)ロンドン生まれのオーストラリア育ち。現在日本在住。
-マスター・オブ・ワイン
/グローバルダイニング㈱のワインディレクター、ワイン・コンサルタント。
● ツイッターでグッドウィン氏の最新情報入手!
● ネッド氏のブログにドレイ・ドナの記事を見つけました!
http://nedgoodwine.blogspot.com/2010/06/renegades-tenuta-la-palazza-drfei-donna.html
注)今回の記事についてはグッドウィン氏へ率直なご感想をお伺いし、氏の善意で訪問記をご提供いただきました。(原稿料などは一切発生しておりません)↓
★Logan Visit : ローガン訪問記
”ニューサウスウェールズに住んでいた一人として、最近のオレンジ地方の爆発的人気ぶりには非常に感激しています。
同地域は、りんごの産地として有名ですが、さらに、新しいスタイルのオーストラリア料理が、ニューヨークからシンガポールまで、フード界の話題となっています。
そのような中で、食肉の需要・供給はさらに増加しています。中でも私が最も注目しているのは、これまでの”過熟した感のあるオーストラリアワイン”、といった固定観念を覆すべく、冷涼産地のワインスタイルが数多く登場していることですね。
そしてやっとのことで、この活気溢れる同地を訪問する機会を得たのはつい先週のことでした。標高1200m程で栽培されたブドウを使用した、数多くのすばらしいワインを味わいました。その標高の点で、ルーシヨンやシチリア島のエトナ山のワインのような多様性を持つ人気ワインにも負けず劣らず、様々な表情を持っています。生産者は幅広いワインの中で、一貫性を保っているのです。その中でも、ローガンワイン、特にウィマーラシリーズは、並外れたコスパをみせる醸造所だといえるでしょう。
ローガンワインは、各品種の特徴を純粋に表現していますが、ウィマーラは特にずば抜けており、シリーズ全てのワインから造り手の賢明さを感じることができます。
飲み手の私としては、実はピノ・グリをあまり楽しめていませんでした。何か一体感がなく、ぼってりしていたり、またやせ細って味気ない仕上がりになりがちです。しかし、ウィマーラはそのどちらでもなく、例えば洋ナシのジェラートや、りんごのノートと、そして見事なフェノール成分のバランス感は、まさにお手本ともなるべき、ブラボーな仕上がりです。
ローガン・ワインズの、ゲヴュルツトラミネール種のワインは、ブドウ品種の特徴が素直に表現されており、高い標高から生まれるフレッシュさを感じることができ、やせ細っているのでもなく、安い香水のようなものでもなく、アロマが明確で整っています。 心地よいスパイス、ライチのアロマをしっかりと捉えてくれる口当たりです。ピノはいきいきとして、エレガントで特に複雑な味わいというわけではないですが、見事なコスパをもっています。一方で、シラー/ヴィオニエは、品種の持つ滑らかな味わいの中で、あら挽きのコショウ、泥炭やスミレを感じます。
私が味わった中で最も驚いたのは、シルキーな、口当たりの良いメルローでしょうか。ロワールワインの印象も受けつつ、しかしもっと大胆なスグリのノートや、非常に高いレベルのブドウの熟成感を持っていました。
ワインに対する日本市場の現実は、より安価なワインを求めています。私個人の見解としては、ほとんどの日本の消費者はワインの質をわかっておらず、単にワインは“価値”を感じさせてくれると信じたいだけのように感じます。そしてその謎めいた”聖杯”に対して、何度も耳にしてきてきたフレーズ”コスパが高い!“でまとめてしまっています。残念ながら、価格重視の多くのワインは、美味しいとはいえません。それは単に安いからです。
逆に、ウィマーラシリーズは、ここ2年間で私が味わったワインの中でも、最も”コスパが高い!”と自信をもって言えるワインです。 同ワインは、まさに”コストパフォーマンス、”の定義づけであり、飲み手が、フィネス感、繊細さ、そして財布を気にすることなく細部までも楽しめる喜びを与えるものだといえます。”
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人気醸造家が心底惚れた! ☆シャトー・ベルヴュー☆
2010-07-13 15:30 mottox|現地情報
モトぷちデビュー!
マーケティング部でボルドーとポルトガルを担当しています、今井です。
ボルドーと言えば豪華絢爛、有名シャトーの高額なグラン・ヴァンの
イメージを思い浮かべる方が多くいらっしゃるかもしれません。
が!!
お手ごろ価格で素晴らしい品質のプティ・シャトーワインを造る生産者が
たくさんいるのも、またボルドーなんです。
今回はそんなステキ☆(そして値段もステキ!)なボルドーの生産者、
シャトー・ベルヴューのニコラ・ダブディック氏をご紹介したいと思います。
とあるきっかけから、ダブディック氏をよく知る、ボルドー在住日本人・
美人クルティエОさんから伺ったお話です↓↓
(少し長くなりますが、魅力を感じずにはいられない生産者です!)
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「自分のワインを造りたくて、畑を買った」という言葉は多くの醸造家が言います
が、ニコラに関しては、本当にこの言葉が強い説得力を持っているように感じます。
サンテミリオンのヨン・フィジャックの醸造長を辞めた際、多くのシャトーからオ
ファーが来た為、彼は醸造コンサルタントとして自分の会社を設立しました。
ですが、自分のワインを造りたいという夢を実現させる為に、多くのシャトーを顧客
に持つ傍ら、売りだされる畑があればすぐに訪問する毎日でした。
現在のBellevueが売りに出された時には「運命を感じた」と彼は言います。
何故なら、Bellevueが正に、ニコラが好きな、フロンサックのテロワールだったからです。
Bellevueが位置する、リブルヌに近いジロンド川沿いのテロワールは、サンテミリオ
ンと同じ性質を持つ石灰質を地中に、そして地表にはジロンド川から運ばれた砂岩が
覆います。ニコラが目指す、フルーティでエレガント、でもタンニンやミネラルを持
つメリハリのあるワインを実現するには理想的なテロワールだと考えたからです。
Bellevueのオーナーとなってから、毎日、毎週末、ニコラを畑で見ない日はありませ
んでした。剪定をしたり、地表の近くの根を切ったり等々、畑は見違えました。
そしてBellevueに全ての時間を費やす為に、2008年にはそれまでコンサルタントをし
ていたシャトーとの契約を全て終わらせる事を決意しました。
本当は2006年には全てを辞めたかったのですが、多くのオーナーに慰留され、全ての
顧客に対して、自分の次のコンサルタントを見つけてきて、自分は身を引いたのです。
彼にとっては大きな決断だったと言います。ですが、Bellevueも新たに畑を増やしま
したし、四六時中Bellevueの事のみを考えていたいという事で、他の事はきっぱりと
辞めるべきだったと思ったのだそうです。
現在のボルドーで、コンサルタントと言われる人で、ここまで、いさぎのよい決断を
した人物を私は知りません。寧ろ、みんな有名になればなるほど、顧客を増やし、自
分ではなく、自分のスタッフを派遣する人ばかりです。
他の仕事を全て断り、100%Bellevueに没頭した結果、実際Bellevueは2006年、2007
年、2008年と確実に品質をあげています。一般的には余り評価の高くないヴィンテージ
にも関わらず、品質の向上ぶりは顕著です。
毎日、Tシャツに、短パン、クロックスで畑でもくもくと働いているニコラに、「畑
仕事がしんどいと思う時はないの?」と聞いてみた事がありました。
すると返事は、
「コンフュロン(※1)で研修してた時なんて、こんなもんじゃなかったよ。こいつら
頭がおかしいんじゃないかって思う位、こき使うんだよ。でも彼らも朝6時から夜まで
同じ様に作業をするんだ。こんな事まで?って思う事も手作業でやらせるんだ。
こきつかわれて腹が立つんだけど、その一方で妙に感心したよ。あの時は、嫌で嫌で仕方
がなかったけど、あの経験のおかげで、今は全ての作業が楽に感じるのさ。コンフュロン
で唯一学んだ事かなあ(笑)」
でした。なるほど、やはりニコラは根っからのブルギニヨンなんだなあ、と思いました。
(※2)
※1)ヴォーヌ・ロマネ村の有名ドメーヌ、コンフュロン・コトテイド
※2)ニコラさんはブルゴーニュのディジョン生まれ
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利益主義ではなく、自分のスタイルのワイン造りにこだわりと深い情熱を注ぎ、
どんな努力も惜しまない、アツイ!!生産者です。
弊社試飲会で出すと人気が高いのも納得。。
だって値段と品質のバランスが素晴らしすぎるんですっっ!!!
今回この生産者を紹介したのは、こういった生産者の想いや背景を知って頂き、
彼のシャトー・ベルヴューをよりたくさんの方々に楽しんで頂きたかったからです。
ワイン造りは年に一回。
仮に30歳~60歳まで作ったとしても人生でたったの30回しか造れないんですよね。
そんな中で自分の理想のスタイルをとことん追求するダブディック氏のワインは
メルロー100%。
果実味と樽のバランスが素晴らしいフルボディの赤ワインです。
詳細は⇒コチラ
また、このシャトー・ベルヴューの樹齢の高い樹が植わった最も良い区画の
メルローを使用し、新樽100%で熟成させた特別キュヴェがラ・フルール・コテリーです。
詳細は⇒コチラ
素晴らしさは言うまでもありません・・・ それなのに嬉しいこのお値段♪
ぜひ、今後もシャトー・ベルヴューを宜しくお願いします。
そして、長いブログを読んで頂き、ありがとうございましたっ!
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