とってもロイヤルなドイツのリースリング「ヨアヒム・フリック」
2012-03-21 09:30 mottox|ワイナリー訪問記
この3月に、ドイツの品質集団、VDPの一つ、
ヨアヒム・フリックを訪問してきました。
今回は、ヨアヒム・フリックにもゆかりのある、この方にお話いただきます。
こんにちは。エリザベスです。
私の母、ヴィクトリア女王はリースリングが大好きでした。
1845年、父アルベール公とともに
ドイツで2番目に鉄道が通ったことで沸き立っていたラインガウを
訪問していた母。
リースリングが大好きなことを知っていたホッホマイムの市長は、
この地域で最も素晴らしい畑を持つ、ゲオルウグ・ミヒャエル・パースマン氏の
畑へと母を誘います。
その時、ヴィクトリア女王が感激してその後も買い求め続けたのが、
現在ヨアヒム・フリックが所有する銘醸畑のリースリング。
これは当時この畑の所有者で、女王を案内したパースマン氏が1854年に建てた記念碑。
ただの記念碑ではありません!
ライオンの口から、水が流れるようになっています。
この水は丘陵地にあるホッホハイマーの畑の上からライン川に向って
下に流れ出た雨水が染み出てできた
“井戸”のようなところから出てくる水です。
ラインガウでは、このように雨水が丘陵地の下へ向って染み出てくる箇所がいくつかあり、この場所がブドウを栽培するための
最高のテロワールとされています。
飲んでもとても美味しく、実際、昔の人はここで飲み水を汲んだり、野菜を洗ったりしていました。

現在、この銘醸畑を所有するのが4代目のライナー・フリックさん。
彼の生活はとてもサステーナブルです。ワイナリーに行くと、犬と馬がお出迎え。
鶏を飼って卵をとり、狩猟でゲットした鹿が、
ソーセージになって食卓に並びます。
これが奥様お手製の典型的なドイツのお昼ご飯。
合わせるのは、もちろん彼のリースリング。
ネコがのんびり店番をする、
ワイナリーのショップでも買うことができます。
ご存知でしたか?
色によってワインの味が変わることを!
セラーで試飲をするときに、
赤い照明の下では同じワインがよりフルーティに、
青い照明の下では、同じワインがより酸味を感じることを。他にもたくさんの色のなかで、試飲が楽しめます。
母の時代から素晴らしいリースリングを届けてくれるホッホハイマー ケーニゲン・ヴィクトリアベルグ。
最近では孫ウィリアムの結婚式でも使いました。
(注)ドイツの英国大使館の式典です
このカップはもちろん非売品。結婚の記念に英国王室と関わりのある方々だけに贈ったものです。
ヨアヒム・フリックのリースリングに乾杯!
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ワイナリー訪問記 トスカーナ ~ カステッリ・デル・グレヴェペーザ ~
2011-08-25 18:10 mottox|ワイナリー訪問記
マーケティング部、イタリア担当の藤川です。
今年の6月にトスカーナのワイナリー、カステッリ・デル・グレヴェペーザを訪問して参りました。ワイナリーでは、インタヴューとたくさんの写真を撮影してきましたので、皆様にご紹介させて頂きます。
カステッリ・デル・グレヴェペーザとは?
http://www.castellidelgrevepesa.it/
トスカーナ州北部で最大規模を誇る生産者協同組合です。特にフィオレンティーナ地域では、最大の生産者となりキアンティ・クラッシコだけで、組合員数は150軒にも及びます。生産地域は広大で、ワインの銘柄は多数生産しています。例えば、キアンティ・フィオレンティーナ、キアンティ・クラッシコ、ヴィン・サント、ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ、ヴィノ・ノビレ、モレッリーノ・ディ・スカンサーノ、バルク販売などで、かなりの広範囲に渡ります。また、キアンティ・クラッシコに関しては、トスカーナを代表する銘柄『クレメンテⅦ』を生産し、重要なクリュを3カ所も所有しています。(パンツァーノ、ラモレ、ビッビオーネ)。クリュ畑の一つ「Lamore/ラモレ」は、サンジョヴェーゼが生息できる限界といわれる標高600mの高地にあり、現在も古来のアルベレッロ方式でサンジョヴェーゼを栽培しています。
生産量の殆どがイタリア国内で消費され、またフィレンツェを中心に多く流通しており、まさにフィレンツェ市民に愛される地元を代表する一大ブランドとなっています。
グレヴェペーザのワインのコンセプトは?
★ 伝統のサンジョヴェーゼワインの風味を前面に出すスタイル。
★ サンジョヴェーゼの特性であるデリケートな味わいを表現する。
これをテーマに、品質を向上させることが哲学。質の向上の為に、栽培方法との樽使いには最新技術を採用。樽は伝統のスロヴェニア産の大樽と、一部に小樽を使用しています。一番大切なのは、トスカーナのサンジョヴェーゼの風味を壊さないように美味しいワインを造ることです。
★ こちらがグレヴェペーザの商品です!

入り口には、キアンティ・クラッシコのシンボル、ガッロ・ネーロ(黒の雄鶏)がありました。
モルト グランデ!
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アイアンストーン訪問記
2009-11-21 09:50 mottox|ワイナリー訪問記
東京営業部の中塚です。
先日カリフォルニアのアイアンストーンに行ってきました。
ワイナリー紹介はこちらです。
ワイナリーはシエラフットヒルズにあるのですが、
かなり広大な土地をもつワイナリーです。
なんとコンサートホールまであります。
このコンサートホールは有名で著名な歌手も多くコンサートを開いています。
7000人くらい収容できるそうです。
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カンガルーの好きなブドウ品種って? ~ブルー・ピレニーズ訪問記~
2009-06-30 10:00 mottox|ワイナリー訪問記
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イタリアワイナリーツアー part-5 【カンティーナ編】
2008-07-01 10:00 mottox|ワイナリー訪問記
東京マーケティング部の豊田です。
ご無沙汰してしまいましたが、イタリアワイナリーツアーの続編です。
今回はワインに関係あることを、と思い、
各ワイナリーのカンティーナを一挙ご紹介!
同じ樽熟成でも、どこも全く違っていて驚きでした。
まずフェルゲッティーナのカンティーナ。
最近建て替えたばかりなのでとってもキレイ。
ちなみに貯蔵中のボトルは70万本くらいあるそうです。

ここはモンキエロ。
200年くらい前の建物で、ここは元々醸造所だったそうです。
一年を通して湿度が90%もあり、樽熟に最適です。
(写真がちょっとボケててごめんなさい)
この古くて素敵なカンティーナはイル・ギッツァーノのカンティーナ。
なんと1370年頃からワイン造りに使われているそうです。
湿度もカビも完璧です。
にしても、さすが830年から続く貴族ヴェネローゾ家。
スケールが違います。
次はマッキオーレのカンティーナ。
マッキオーレのカンティーナも最近新しくしたばかりなのでとっても綺麗です。
しかも広い!!!奥が見えないくらいです。何樽あったんだろう?

ブルネロのサン・ジュゼッペのカンティーナはとってもお洒落。
柱がカラフルなんですが、モダン・アートの画家さんが
デザインされたそうです。
他にもカンティーナの中はアートがいっぱい!
↓ ちなみにこれ、何に見えますか?
壁にまではみ出してる子供の落書きかと思いきや、、、
立派なモダン・アートでした^_^;
アートって難しい。。。。
次のサリクッティのカンティーナは本当に小さくて、
奥の大きさの樽が4つと、手前の樽が20個程あるだけ。
どうやってやりくりしてるのか不思議なくらいでした。
今までに比べると、ちょっと味気のないくらいシンプルな空間は
テヌータ・ディ・トリノーロのカンティーナ。
おまけ

リジーニの大樽の前に佇むツアーのバスの運転手さん。
ふつーの叔父さんなのに、イタリア人ってだけでどうして
こんなに絵になるんでしょうかね?
こうやってカンティーナを見比べてると、生産量とか
ここは多いな、少ないな、と妙に納得ですよね。
また200年300年前から使われてる部屋を見るのは感動でした。
歴史の重みを感じます。
それにしても、ブドウと樽しか見ないツアーだったような。。。
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イタリアワイナリーツアー part-4 【お花編】
2008-06-10 16:00 mottox|ワイナリー訪問記
東京マーケティング部の豊田です。
実は我が家にもブドウの木があります。
購入してもう3年くらいたつのですが、いっこうに芽さえ出てきません。
結実するのに3年はかかる!と思っていたので、気長に3年待ちましたが、
昨日の前川さんのブログを見ていると、買ったばかりでも
ちゃんと結実してるじゃないですか!
うちのブドウはどうしちゃったのでしょうか!?
葉っぱは沢山ついているのですが。。。残念です。。。
さて、イタリアワイナリーツアーpart4の今回は【お花編】です。
5月のトスカーナの自然は一年で一番きれいだそうです。
ワイナリーでも沢山のお花を見かけました。
お花の写真で癒されてくださいませ。
フェルゲッティーナにて。
イタリア中どこでもかしこでも咲いていたポピー。
どうやらイタリアにはこの色しかないようです。
ジェルマノ・エットレの見事なバラ!
ジェルマノ・エットレの畑の中のさくらんぼ。
食べごろはもう少し先でした。
イル・ギッツァーノ家の庭園。いわゆるイタリア貴族の庭園だそうです。

レモンまでありました!
ピサで泊まったホテルのまわりのゼラニウム。
モンタルチーノにて。日本のサツキのような?
イタリアではどこでもかしこでもゼラニウム。
サン・ジュゼッペの畑の中で見つけたタンポポ。
この黄色い花もイタリア中で咲き乱れていました。
名前は「えにしだ(金雀枝)」というそうです。
サリクッティの家。
またゼラニウム。
サン・ルチアーノにて。めずらしいバラ。

イタリアの花々に魅せられた私は、帰国早々にネットで
真っ赤な八重のゼラニウムの苗(イタリアと同じもの)を5つも買って、
プランターに植え替えて我が家の小さなベランダにぶらさげました!
まだ2~3個しか花が咲いてませんが、
そのうちイタリアのような真っ赤でボリュームいっぱいの
ゼラニウムに育つよう毎日せっせと水やりをしながら
楽しみにしています。
(とはいいつつ、水やりはダンナさんがしてくれているのですが、、、)
話はそれましたが、イタリアワイナリーツアーのブログ、
まだまだ続ける予定ですので、飽きずにお待ちくださいませ~
(次あたりからワインにまつわることを書きたいと思います。)
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イタリアワイナリーツアー part-3 【料理編②】
2008-06-04 15:41 mottox|ワイナリー訪問記
東京マーケティング部の豊田です。
3日連続ですみません。
飽きずに今日もよろしくお願いいたします。
今回は予告したとおり、イタリアワイナリーツアー後半戦の
料理たちのご紹介です。どれもとっても美味しかったので、
帰国後たっぷり1キロ増えていました(泣)
誰か、すぐに体重が減る方法をご存知の方がいらっしゃったら
教えてください!!!
まぁ、お酒をやめればすぐに痩せるのは分かってるんですけどね。。。
前置きが長くなりました。
今回はモンタルチーノのサン・ジュゼッペからです。
なんとお庭にはケータリングのアンティパストブッフェが!!!
そして座席には手作りのメニュー!
レシィコ2005年と合わせたのが「卵のスープ」。
次はキアナ牛のラグーの手打ちパスタとコッレ・カルピートを。
キアナ牛はトスカーナ地方の最高牛だとのこと。
イタリアツアーで初めて食べたロングパスタということもあって
皆さん豪快な食べっぷり!後があるのも知らずに。。。
ボスキ・サルヴィアーティに合わせたのがチキンとじゃがいものグリル。
そして、、、
なんとメインのお肉料理がもう一皿!!!
キアナ牛のグリル。
どおりでお庭でBBQの用意がされたわけですね。
最後にヴィンサントと一緒にデザート。
普段甘いものが苦手な私でも食べられるほど、
そんなに甘くない上品なケーキでした。
というか、ヴィンサントがあったから食べられたのかな?
いやぁ、レストラン顔負けのコース料理でした。
素晴らしい! そしてどれもとーっても美味しい!のに
最後のキアナ牛がサーヴされた頃にはおなかいっぱいで
ほとんど食べられず。。。残念きわまりないです。。。
そんなおなかいっぱいの状態で最後のワイナリーへ。
テヌータ・ディ・トリノーロでは手作りのチーズとパンチェッタ。
このパンチェッタ、どう見ても油ばっかりで最初は食べる気が
しなかったのですが、好奇心に負けてつまんでみたところ、
油っぽさを感じず、なんとも後をひく旨さ。
もっと食べたかったけど、サンルチアーノでおなかいっぱいだったので、
一枚で諦めました。。。
ちなみにココの犬は、
チーズをもらって食べていました。
最後に、、、
トランジットで立ち寄ったミュンヘン空港のカフェで食べた
ドイツパンとソーセージとカプレーゼ。
皆様、おなかすいてきましたか?
それともおなかいっぱいになってしまいましたか?
イタリア料理を1週間食べ続けて感じたのは、
何より食材が豊富で品質が良いということ!
素材が良いので、シンプル料理で十分美味しいんですね。
地元で収穫した食材をつかったシンプル料理と
地元のワイナリーのワインで毎日食事が楽しめるなんて
普通のことのようで、自給自足率40%の日本では
なかなか実現できません。
さすがスローフードの本拠地、イタリアです!
さてさて、イタリアワイナリーツアーはまだまだ続きます。
次回をお楽しみに~☆
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イタリアワイナリーツアー part-2 【料理編①】
2008-06-02 10:05 mottox|ワイナリー訪問記
東京マーケティング部の豊田です。
先日の犬猫編では癒されていただけましたでしょうか?
常務によれば、ヨーロッパの犬猫はやっぱりヨーロッパ風の顔つきになるそうです。
どおりでちょっと鼻が高い!?
さて、今日は、イタリアワイナリーツアー中に
たんまり食べた料理たちのご紹介です。
おなかがすいてしまうかもしれませんので、
食後に見るのをおすすめします。
まずはフェルゲッティーナから。
わざわざ私たちのためにレストランのシェフを招いて
ご馳走してくれました。
まだ一軒目だったので、山盛りのハムもキッシュも美味しくて
どんどん食べていたら、なんとこの後にオムレツとお肉が、、、
しょっぱなから食べすぎでした(*_*)
でもって、その晩はモンキエロ・カルボーネのワイナリーを訪ね、
ディナーはモンキエロとジェルマノ・エットレと一緒に、
カナレ市にある【all'Enoteca】という1つ星レストランへ。
ピエモンテ州の伝統料理で、まだ30代の若手シェフ
ダヴィデ=パッルーダ氏が繊細でエレガントな料理をつくります。
で、出てきたのがコレ!!!
ジェルマノ・エットレの奥様手作りのオムレツ。
そして山羊のチーズ。
その日は5時間移動してトスカーナのイル・ギッツァーノへ。
イル・ギッツァーノは14世紀から続く貴族で、
ディナーはギッツァーノ家の別荘でお母様の手料理のご馳走でした。

ブロッコリのラザニア。
イタリアに行ってからハムかチーズか肉ばっかりで、
全く野菜を食べることがなかったので、
ブロッコリを見たときはみんな大喜びでした。
メインは、猪肉(左上)とローストビーフ。
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イタリアワイナリーツアー part-1 【犬猫編】
2008-05-29 15:38 mottox|ワイナリー訪問記
東京マーケティング部の豊田です。
5月11日から18日までイタリアワイナリー研修ツアーに行ってきました。
5日間で12のワイナリーツアーを廻る超強行スケジュール。
イタリアまで行ったのにワイナリーのぶどう畑と醸造タンクと樽しか
見ていないような気がします。
でもって、一年分くらいの肉を食べたような気がします。
いやはや、身心共に、というか身々がかな~り疲れました(-_-;)
本当は行ったワイナリーについて書きたいとこなのですが、
まだまとめ中なので、、、、
今回はワイナリーで出会った犬猫たちのご紹介。
まずフェルゲッティーナにて。
ボトリングの部屋にいたこのワンちゃん。
働いている人の犬らしいんですけど、どこに行くのも一緒らしいです。
寝るときはもちろん、バイクの荷台にも、トイレにも一緒なんですって!
次は、、、
モンキエロ・カルボーネのワンちゃん、その名も「グラウブルグンダー」。
彼らの家の3階がグラウブルグンダーの部屋なんですけど、なんと130㎡!
ちなみに前の犬の名前は「ゲヴェルツトラミネール」だったらしいです。
どっちにしても呼ぶのに舌かんでしまいそうですよね。
そして、、、
これはジェルマノ・エットレの犬。

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【 ワイドル(?)のイタリア ヴィニタリー紀行(その③) 】
2008-05-11 21:27 mottox|ワイナリー訪問記
こんにちは、本社営業部の飯坂です。
この呼び名「ワイドル」(=ワインアイドルの略)も
耳障りが良くなってきましたね♪
まったく匿名性のない当ブログですが、この『ワイドルのヴィニタリー紀行』、
少しずつ内容をエスカレートさせつつ、続編をしつこくお届けしたいと思います。
(※エスカレート度合いは、順に(その①)→(その②)→(グルメ編)と
時系列でごゆるりとご堪能下さい。↑↑クリックするとブログ記事に飛びます)
さて、今回の訪問先は、あのプチ可愛い天使のラベルでおなじみの、
「イーチ、にーいっ、サンッテローっ!」の、サンテロ社です。
あ、この呼び方は一応、「生産者から了承済み」です…。
(いえ、伝えただけです。)
… いま流行りの「3」でアホになったりしません。
サンテロ社スタッフに、生産現場を案内してもらいました。
手前で淡々と進められる商談サークルの外側、、
何者かが降臨したのか、
ちょっぴり踊り子と化してるワイドル…
(写真中央の赤ずきん)の後ろ、
積んである山、これ、すべて日本輸出用です。スゴイですねー。
(それにしてもなんでワタシ、こんな写真しかないんでしょうか…(泣)。)
後姿は、モトックス・イタリア班&チーム・サンテロ。
「西部警察」さながらの構図です。いやー、それにしても広いですなぁ。
さて、現場案内の後、いよいよ真面目なマーケティングのお話です。
【 商談 ① 】 「天使のアスティ」のラベル変更案(仮)について♪
モトックス・ベストセラーの「天使のアスティ」♪
今でも十分に可愛いですが、そろそろリニューアルしてはどうか…の
声を踏まえて、「新ラベル案」試作品の検討。本邦初公開(笑)。
『イメージの定着しているアイテム』だけに、あまりかけ離れたラベルにしてしまうと
これまでのお客様が離れていってしまう可能性もあるので、ここは慎重に…
(いやー、マーケティングってむつかしいですね、ホント。)
事前にワイナリーに伝えておいたからか、試作ラベルを用意してくれていました。
ごそごそ ごそごそ…
いくつか並べられる新ラベル案。
あれっ!?
見てください、
ちょっと妙なんです。 。 。
真っ黒なラベル。
背中に漆黒の闇をしょって、漂う姿は
なんだか悪魔的なものを感じるのですが…
ちょっぴり 怖いじゃないですかっ…(涙)。
一体、天界に何があったのですか…?
天使キャラデザイン界にビッグバンでも起こりましたか?
酔いがけに思いがけない狂想曲が聞こえてきそうなアスティです。。。
このラベルになるのか、他のラベルになるのか、
もしくは変更せずに現行のままか、、、
まだ分かりませんけど、
皆様、あたたかく見守ってくださいね♪
(※ワイナリーの名誉のために補足しますが、、、)
いや、この白黒ラベルですけどね、天井画を書く前の「下絵」
なんです。それを天井に打ち付けて版画の要領で写して、
それから色を付けるらしいですよ。勉強になりますね♪
【 商談 ② 】 「新しいスパークリングワインの名称」(仮)について♪
今後の市場動向を考えて、
「辛口スパークリングの更なるヒット商品が欲しい!」
そう考えたモトックスメンバー。
日本で商品をヒットさせる「からくり」…
それは。。。。
( ドキドキドキ ドキドキドキ )
ネーミングは
「4文字」命!(;´Д`)
日本人に馴染みやすいのは「4文字」のことば。
それに気付いたのはイタリア仕入れ担当者 O無主任。
画期的アイデア!
確かに、モトックスの人気商品も、
「ラリナム」、 「モンサラ」、 「プピーユ」、 「パヌール」、 「キリエラ」、
「ノリータ」、 「イプシス」、 「エリゼオ」、 「ビリッロ」 …
おおっ、確かに4文字。
「ピノ・シャル」(=サンテロ ピノ・シャルドネの略)、
おおっ、略して4文字の商品もヒットしてるぞっ! うんうん、すごいぞ、O無君!
では、モトックスのラインナップに疎い方のために、、、他の例でいきましょうか。
「フレシネ」 (→ 他メーカーさんのカヴァですが、ホント有名ですよね。)
「モエ・シャン」(=モエ・シャンドンの略)、
「ドン・ペリ」(=ドン・ペリニヨンの略)、
→ 応用編に「ピン・ドン」(=ドン・ペリ ロゼの略。ピンクのドン・ペリ)
「オーパス」(=オーパス・ワンの略)、
「ロマ・コン」(=ロマネ・コンティの略)、
… 「ワイ・ドル」(=ワイン・アイドルの略)、
オーイエー!!
いや、どれも耳馴染みがいいですねー。
(ナルシズム丸出しですみません)
この「ヒット商品4文字論」に納得したメンバーは、ここからヒートアップ。
いろいろ出ましたよ、四文字熟語(?)。
中でもワタシのお気に入りは、サンテロの社長、ジャン・フランコさんの略。。。
「ジャン・フラ」。
うぁぁ… 「ジャン・レノ」のようで、かっこよくないですか?
こんなボトルでハードボイルドに飲んで欲しいですね…♪
(写真は「モスカート・ダスティ」なので
特に女子に人気の甘口なのですが (汗)。)
他に何かいい4文字案があれば、
一般公募します。。。(嘘です)
今回も無事に終えることが出来ました、
ヴィニタリー紀行。
それではまた次回まで…
言われております。 気のせいかな、、、きっと カメラマンの冷静な判断です。)
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【 ワイドル(?)のイタリア ヴィニタリー紀行(グルメ編) 】
2008-05-01 23:59 mottox|ワイナリー訪問記
こんにちは、本社営業部の飯坂です。
ようやく、この呼び名「ワイドル」(=ワインアイドルの略)も定着してきました。
何のことか分からない方は、ヴィニタリー紀行( その① & その② )に
さて、前の2回は真面目に(?)ワインについて書き込みましたので、
グルメ編。
ヴィニタリー(ワイン見本市)では、
新しい取引先ワイナリーを探して
しかし会場が閉鎖された後は、
お取引先のワイナリーと
レストランで会食♪
こうして交流することも、立派な
お仕事のひとつなんです(たぶん)。
(写真は、ある日の生産者との晩餐記念。)
【 ある日の夕食 ① 】
「わーい、ゴハン♪」 とアッパーなテンションのレストラン前。
この日はシチリアの取引先ワイナリー
「グルフィ」のヴィトさん(斜め左後ろ)
と会食。
いや、きっとご期待されているとは思いますが、事件は常につきまといます。
食事の前にお手洗いを済ませておこうと、ワタシは席に着く前にお化粧室へ♪
戻ってきて、自分の席はどこかと目をやると…
何ですか、この席の配置は…(涙)!
これは、、、ワタシに対する挑戦ですかっ!!
全力の日本語(!)で挑んだ今回のワイドル・イタリア出張。
英語やイタリア語を操れる仕入れ担当者たちは、日本人安全地帯へ。
(つまり、デキル日本人がかたまって座っている)
そして、ヴィトさんのご指名で隣に配されたワタシの周りは…
アメリカ人、アメリカ人、アメリカ人、イタリア人、イタリア人、イタリア人…
なつかしい母国語が、遠くの方で聞こえます… 幻聴ですか?
上を見ると、ここのレストランの名物 ハムたちが プラーン。

写真では見にくいかもしれませんが、なぜか魔女の人形たちも プラーン。
ああ、きっとこれは何かの暗示でしょう。。。
ワタシもこれらと同じ、吊るしあげの運命を辿るのでしょうか。。。
しかし、「ワイドルの本気」はここで開花。
ワタシも以前、ヴィトさんと名古屋で営業をして親交を深め合った仲。
すかさず「イタリア語会話」のハンドブックをカバンから取り出し、
その場の空気と全く関係のない
『このキップはどこで買えるのですか?』
などのイタリア語の発音を教えてもらったりして会話をつなぎます。
いい具合に必死です(笑)。
むしろ熱弁ですよ、ええ。。。
こうゆうことから、国境を越えた人間関係は築かれていくのですね。
今後もグルフィと長いお付き合いが出来そうです♪
では、気を取り直して、
一応、フードコーディネーターの資格を取得しているワイドルが、
その他の異文化交流(グルメ編)をダイジェストにご紹介。
ラーメン っす!!
(いえ、パスタです)
「お願いですから、アッシを食べないでくだせぇ…」
(エビちゃんのつぶらなおメメにヤラレそうです。。。)
けどこの後、モシャモシャいっちゃいました。モシャモシャ。
これは…
肉のおでん???ですか…
豪快にお兄ちゃんがカットしてくれます。
もはや、どこの何の部位か、分かりません。。。(゚ Д ゚)
ああっ…、想像力がものすごく働くのですが(号泣)!
(いや、これはレッキとした「ボリート・ミスト」という郷土料理なんですけどね)
グルメ編、まだまだ続きます。
モトックスワインの開発の裏側に、こんな労働(会食)が隠されているなんてことを
赤裸々にお伝えするのは、公共の伝達手段を介しては業界初の試みかもしれません。
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【 ワイドル(?)のイタリア ヴィニタリー紀行(その②) 】
2008-04-27 14:37 mottox|ワイナリー訪問記
こんにちは、本社営業部の飯坂です。
しつこいようですが、このブログを通じて、わたくし、
密かにワインアイドル(略して「ワイドル」)の座を
狙っております。
≪ ←もうアイドルを語る年でもなくなりましたが、
あたたかく見守っていてください。≫
今回、ヴィニタリー報告は一休みして、訪問したワイナリーのご紹介。
車をずんずん進めていくと、イタリアの空気には無かった懐かしい旗印が…
何ですか、この日伊友好の素敵なおもてなし(?)は。。。!!
さて、今回ご紹介のワイナリーはセルヴェッティ社。
モトックスのベストセラー・デザート微発泡ワイン『キリエラ』の生産者です。
そして、今回の主役は、この兄弟。
メガネがファンタスティックな♪人間味あふれるお兄ちゃん(左)と、
ビジネスライクで、なんだかすごい存在感ある(ように私には思えた)弟さん(右)。
この兄弟、なかなか可愛らしく、
商品や会社のいいコトを言ってあげると すこぶる上機嫌♪
しかし、クレームやマイナスの意見を伝えると、
心が折れてしまい、
かなりのダメージを受けてしまうんです。。。
こちらのトーキングスキルを試されているような商談でした(泣)。
ではせっかくなので、今回の訪問で得られたキリエラの素敵なストーリーを
いくつかご紹介しましょう。。
【ミステリー①】: 「キリエラ」とモナリザの関係…
ワインを醸造する上での「敵」、それは「酸化」。
フレッシュさが売り!のこういったワインは少しの酸素も、
ワインのもとになるブドウジュースに触れさせたくない…。
普通はココで酸化防止剤(SO2)を使用するのですが、
添加物を少しでも使用したくないセルヴェッティ社では、、、
特殊な機械でワインを醸造するタンクを窒素で満たし
(つまり、酸素を追い出す。タンク内は窒素100%の状態)、
そこにブドウジュースを入れる、という手法をとっています。
はい、今回のミステリー(?)はこの特殊な機械です。
どうやってこの窒素を作るかというと、写真の窒素製造機です。
実はこの機械、あの
モナリザの保存に一役買っているんです!!
何ともマッドサイコな微笑みです。
たま~に美術館に行く程度の、なんちゃって芸術愛好家のワタクシですが、
この日初めて知ったことがあります。
「絵画の世界でも、
名画を長く愛でるには、酸素はご法度 」。
そのために、絵画と額縁のガラスとの間を窒素で満たすそうです。
それに使われている窒素充填機が、
なんと....
このキリエラが使用している機械と同じメーカーのものだそうです。
「え、だから…?」とか言わないでくださいね。
素敵じゃないですか? ワインのセールスに、モナリザを出してくるところが。。。
【ミステリー②】: 雲の上での極上のひとときに…
活躍する技術
ここのワインはスクリューキャップ。
実はセルヴェッティ社のスクリューキャップの高度な技術が認められ、
ピエモンテの有名生産者『ブライダ』の
ルフトハンザ航空用ワイン(スクリューキャップ)の
ボトリングはなんとここで!!行われています。
(セルヴェッティの名は出せない
ので、ボトリング社の名前として
「I..C.R.F. AL820」と書いて
あります。ブライダ以外に他に
もう1社、手がけていました。)
「え、だから…?」とか言わないでくださいね。
飛行機の長旅に、お酒は欠かせないですもんね♪
【ミステリー③】: 実は有機栽培だった…
不祥事が相次ぎ、「食」の問題に敏感な日本市場。
またメタボ対策を始め、健康がキーワードとなっている昨今。
ここの生産者でも作業的にはすでにオーガニックとのこと。
実は現在、オーガニックの認証の申請中なのだとか。
恥ずかしながらワタシたち一行、訪問して初めてそのことを知ったというミステリー。
同じ屋根の下で10年くらい一緒に暮らしていて、「実はベジタリアンなんだ」と
告白されたような心境でしょうか…。
これからは、
ヘルシー・スイーツ路線 狙えます。。。
モトックスの古株アイテムにして、試飲会に出せば人気アンケート上位に君臨する
「キリエラ」ですが、追随する若いもん(新商品)にまだまだ負けん!という底力を
見せつけられたような一日でした。 。 。
甘い味わいに隠れたこのミステリーに、この夏は酔ってみませんか?
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オージー体験。
2008-04-22 17:50 mottox|ワイナリー訪問記
マーケティング部ニューワールド担当の大澤です。
2008年4月5日、収穫・醸造真っ只中のオーストラリア、ニュー・サウス・ウェールズ州にあるローガン・ワインズを、セールスチームのメンバーと共に訪問しました。
シドニーの喧騒を一瞬にして忘れさせてくれる長閑な農村地帯。
それが、ローガンのあるオレンジ・マジー地区。
あたり一面はどこまでも続く葡萄畑と羊や牛。牛・馬・羊。羊・羊・羊・・・・放牧地がただ延々と続き、圧倒させられる大自然のパノラマが広がっていました。
そんな中、ローガンの葡萄は手付かずの自然体系が残るマジー・オレンジ地区で傾斜地に北東向きに植えられ大切に育てられていました。
標高が高く、日夜の寒暖差の激しい地区で生まれるローガンのワインは、豊かな日照量と恵まれた自然環境から生まれる、健康でジューシーな完熟葡萄と筋の通った酸が特徴です。
この土地に来て、オーナーのピーター・ローガン氏が伝えようとしていた自然環境とワインの関係を体感することが出来ました。
そう、オーストラリアの魅力の一つである弾けんばかりの果実味と、ローガンらしさともいえるエレガントな骨格と引き締まった酸が、ローヌワインのようであってオーストラリアンなニュアンスを持たせ、一言では言い表すことのできない奥深い味わいを形成しているのだなぁと。
若いパワー!:TEAM LOGAN
若干40歳のピーター率いるチームは、彼を含め若く雄志溢れるメンバーが共に大きな夢に向かい、ワイン造りに明け暮れる日々を過ごしていました。
普段はジョークを飛ばし、普通の20代後半の若者たちとなんら変わりない彼らも一歩ワイナリーに入るとその表情は醸造家に一瞬で変わり、厳しい目で仕事に取り組む姿が印象的でした。
そんな若い醸造家の成長を後押し、ピーターも昨年から2樽分程ですが、彼らが自分のワインを造れるようにサポートを始めていました。
ディナーの際には、「これまで振舞ったことが無いのだけど」と照れくさそうにアシスタント醸造家のアンドリューが昨年瓶詰めした彼のメルローを振舞ってくれました。
「僕の目指すはボルゲリ」・・・・夢の尽きることはありません。
これがそのワイン。
心配そうに私達が試飲している様子を見ていたアンドリューの表情が印象的でした。
ワインは少しばかり若さが目立っていましたが、このワインがいつの日かボルゲリのような素晴らしいワインになる事を!
いつの間にかワインから、ビールへとオーストラリアらしいカジュアルで陽気な宴会が続きました。
途中、ローガン夫妻が飼育している雄牛が脱走し、夫妻の自宅を襲撃?モトックス男性人も参加しての大綱取りとなり、印象的なディナーとなりました。
帰り際には、寝酒の心配までしてもらい・・・
更にビールを手渡される始末・・・・
陽気で明るい彼らの生活習慣は、彼らのワインからも伝わってくるような気がしてなりません。
オーストラリアの人々と接していると、彼らは生活・人生の楽しみ方が本当に上手だなといつも感じさせられます。
日本人が楽しみ下手と言う訳ではありませんが、温暖で暮らしやすい気候に恵まれ、しかも広い大地で伸び伸びと育った人々の国民性がそう感じさせるのかも知れないですね。
賛否両論があるのは事実ですが、機能性が高いと考えられているスクリューキャップが早く浸透したのも、使いやすいキャップが彼らの生活習慣には合っていたことは紛れも無い事実です。
美味しく楽しく、カジュアルに。
そんなワインが正にニューワールドワインの大きな特徴なのかもしれません。
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【 ワイドル(?) のイタリア ヴィニタリー紀行(その①) 】
2008-04-17 18:30 mottox|ワイナリー訪問記
こんにちは、本社営業部の飯坂です。
このブログを通じて、わたくし、密かにワインアイドル(略して「ワイドル」。
何だかワイルドです。 。 。)の座を狙っております。
≪ ←アイドルを語れる年齢はもう大幅に過ぎ去って行きましたが。≫
さて私は、3/31~4/9の間、商品開発アドヴァイザーとして、
仕入れスタッフ3名とともにイタリアに行ってきました。
旅の途中、同行の仕入れスタッフ F川さんより、
「私、○○(滋養強壮、虚弱に効く錠剤)持って来てるから、いつでも言ってね♪」
悲しいかな、毎年、誰かがスリの被害にあう、モトックス・イタリア班。
「会場の入り口付近はまだ草食動物ゾーンだ!トスカーナあたりは猛獣ゾーンだから
手荷物には気をつけろ!」
私 :「 へっ。。。 (゚ Д ゚) ......。 」
今回のミッションはハードだとは噂に聞いていましたけど、
そんなにサバイバルなんですか…?
と、そうこうしているうちに、in Italy。
(写真は、最終日のものです。今思えば、意外に元気。)
そしてここは、イタリア最大のワイン見本市、「ヴィニタリー」。
5日間開催されるこのイベントは、各州ごとにパビリオンが
分かれていて世界30か国以上から4300社が出展し、
この期間はヴェローナ全体がお祭りさながらヴィニタリー一色。。
今年は15万人のワイン業界関係者が来場したそうです。
生産者のブースを、エージェントさんと一緒に私たちは5日間、
駆け巡ります。飲みます。歩きます。
主に取引先とのご挨拶がメインで、
新ヴィンテージの試飲をしたり、次回発注数量を決めたり、
新商品の提案をしてもらったり、
ラベル変更等の打ち合わせをしたり…。
仕入れスタッフの方々は、こんな風にして生産者とモトックスとの
架け橋をしてくれているのだなぁ、と新鮮な感動。いやぁー、来て良かった。
いや、感心していただけではなく、私も企業戦士のはしくれ、営業として
日本市場の動向や意向なども、
きちんと伝えてきましたよ(全部、日本語で)。
と、そんな中、取引先のブースで
ひときわ輝くこんなワインがっ…!
イタリアワインの生産者ブースなのに、、、どっかで見たこの顔 。 。 。 。
これは一体…
2005年 :カリスマ醸造コンサルタント ミシェル・ローラン氏の顔?
2006年 :ボルドー大学教授ドゥニ・デュブルデュー氏の顔??
2007年 :訪れたブース生産者 トリノーロのフランケッティ氏の顔…???
そう、勘のいい方はお気づきでしょう。
これは、ザ・ワインメーカーズ・コレクションというワイン。
毎年同じ場所に、同じ畑から取れるぶどうで、毎年違う世界的に有名な造り手が指揮を
執ってワインを造ればどのようなワインが生まれるのであろうか、というプロジェクトのワイン。
(実際にはマルゴーのCH.ダルザックのワイン)
「非売品」でしたが、遠慮もなく我々は3本を
比較試飲(笑)。
はい、確かにそれぞれ個性出てました。
'07年という良くないヴィンテージにもかかわらずフランケッティ氏、頑張ってました。
(ラベルもなかなかシブイ…)
'05年のミシェル・ローランさんに関しては、いい感じに熟成も進んでるし、 しかもビックヴィンテージだし、比較テイスティングの
条件的には、何だかかなり得をしている気が…。
前置きが、グダグダに長くなりました。
今回ここでお伝えしたいのは、これらのワインを試飲したことではなくて、
このブースで飲んだ今度日本に入ってくる「パッソ・ピッシャーロ 2006」です!
(未入荷のためラベル写真は2005年。あまりの感動で写真を撮り忘れました)
トリノーロがシチリアで造るこのワインは、ホントに「シチリアワインと思うなかれ!!」です。
連日の寝不足で、一体何プレイ?と思うくらい睡魔と闘う体でありながら、これには
本当に目が覚めました!
「フレッシュ」&「ストロング」&「ミネラル」。
そして極めつけはピノ・ノワールみたくフェミニンなタンニンとエレガントさ。
標高1,000m以上、寒暖差の激しい土地で造られる、
これぞ「ボルケーノのピノ・ノワール!」
このワインに使われるネレッロ・マスカレーゼという品種は、ネロ・ダーヴォラと対極にあり、
魚料理とよく合うそうです。
今から本当に日本に入ってくるのが楽しみです。
今回は1ワイナリーしかご紹介できませんでしたが、ヴィニタリー紀行(続編)、
ワイナリー訪問記(今回3社訪問しました)、ヴィニタリー紀行(グルメ編)と、
お届け予定ですので、このワイドル紀行、どうぞよろしくお願いいたします。
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エヤード2006年の抜栓のタイミング
2008-03-12 11:10 mottox|ワイナリー訪問記
フランス仕入担当の河野です。
先ごろラングドックに滞在しマス・デ・シメールを訪問してきました。
今年入荷した新ヴィンテージと次のヴィンテージの試飲を兼ねての訪問ですが
(小規模の生産者の場合、事前にサンプルが手配できないことがあります)、
2006年のオクトン(モンペリエの北西部)は乾燥が激しい
異常なヴィンテージだったようで、収量は38hl/haから28hl/haに激減、
04年、05年に比べると06年はタンニンの存在感が目立つ
ひと際凝縮感のあるヴィンテージになっています。
この影響をテイストの上で一番受けたのが、
繊細なサンソー種100%のエヤード06年。
抜栓のタイミングには注意が必要です。
●06年は05年と比べて(現時点では)大きくニュアンスが異なる●
サンソーはもともと食用品種から派生したブドウでもあり、
色合いも薄く軽やかな果実味が特徴です。
05年はまさに「若いサンソーそのもの」の綺麗なニュアンスが
表現されていましたが、06年は凝縮感がありサンソーにしてはタンニンが強く
パワフルな印象で、抜栓のタイミングによっては瓶差も出やすい状態
だということが分かりました。
●気候上の理由●
06年は異常気象とも言える年で、乾燥が激しく従来のヴィンテージに比べて
ブドウの状態は悪かったようです。この地域では、通常8月に嵐が起こります。
異常に乾燥した06年、開花から9月の収穫までの間の降雨量はわずか10mm。
マス・デ・シメールでは8月の嵐が来ることを期待して収穫を待っていましたが、
結局嵐は起こらず、結果、果実に思わぬ凝縮感が出たようです。
また、天然酵母を使っているため、ブドウの状態が悪いこの年は
酵母の活動も困難で、醗酵も難しくテクニックが必要だったそうです。
●06年は今年の春頃に安定●
力強さを感じる06年ですが、その奥にサンソーの軽やかさを感じることができます。
「この06年は05年のようなニュアンスに変化していくのでしょうか?」
と質問したところ、
「徐々に落ち着いてきているので今年の4月から5月くらいには品質が安定し
本来のニュアンスが出てくると思います」とのコメントをもらいました。
エヤード(サンソー種)は生産者にとっても醸造テクニックを要するワインで、
抜栓の時期によってかなりひどい状態だったり、
本来の味わいが素直に出ていたりと、
生産者自身もタイミングにはひと際神経を使うそうです。
05年に比べるとフレッシュ感よりはしっかりとした味わいになると思いますが、
その分複雑味があり数年長く熟成させることができると思います。
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