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 イタリアの中でも最も大きい州、シチーリア州。地中海最大、豊かな土壌を持つこの島は、様々な国の支配を受けた歴史をもつ、地中海で交易において重要な地点でした。
シチーリアはブドウ栽培には非常に適した環境を持ち、古くは紀元前8世紀頃から行われていました。ブドウ栽培に適しているといわれる理由は、主に「地形・気候・日照量」にあります。

◆ 地 形
 平地は少なく、丘陵地帯が多い。島の北部には、活火山ではヨーロッパ最大で、標高3,300m以上あるエトナ火山があるように、島の中でも標高差が非常に激しい。 そのため、小さな区画ごとで土質や海抜などの環境条件が異なり、バラエティに富む。

◆ 気 候
 典型的な地中海性気候で、夏は暑く乾燥しているが風があり、ブドウ栽培に最適。 平均年間降水量が550~600mmほどで、ブドウの実が成熟していく重要な時期の6月~9月頃の降雨が 非常に少ないため病気のリスクがとても低く、農薬を殆ど使わなくても健康なブドウが収穫できる。 (近年では2004年に有機栽培でも使用が許可されているボルドー液を1回使用したのみ)
 また内陸は冬になれば雪が降るように標高差による寒暖が明確な気候、沿岸は海風の影響で、こちらも寒暖差が激しく、ブドウの質自体も非常に高い。

◆ 日照量
 1年の半分以上が晴れという恵まれた天候。年間の日照量がおよそ2,500時間と長く、ブドウが完熟する。

 

 


 フェウド・アランチョ、ラグーザ地区とサンブーカ地区の異なる2ヵ所に畑を所有しています。 その総面積は950ha!広大な敷地だからこそ実現できるメリットがあります。

南西地域 : サンブーカ Sambuca
面積:270ha
特徴:温暖で乾燥した気候。海から8km程の距離にあるため海からの影響と、隣にあるアランチョ湖から爽やかな風の影響を受ける。

南東地域 : ラグーザ Ragusa
面積:680ha
特徴:サンブーカと似た気候。海からの距離は1~2kmとより近く、海風の影響を受ける。

 (メリット)
  ☆異なる区画の異なる土質によって、適した品種を栽培できる!
  ☆広い敷地から、ブドウ栽培に適した場所を選択できる!
  ☆自社でブドウ栽培管理することで、希望する品質のブドウを収穫できる!

 フェウド・アランチョではワイン生産者ながら、HACCPはBRCなどの、世界レベルの徹底した品質管理体制を整え、安心・安全・安定したワインを造っています。

「HACCP」・・・食品の衛生管理の手法
      http://www.maff.go.jp/j/soushoku/sanki/haccp/index.html

「BRC」・・・英国小売協会(British Retail Consortium)。数ある品質管理体制でも、特に高いレベルを要求される。


 フェウド・アランチョは自社で醸造チームを構成しています。その数なんと18名!しかも全員が正社員で、醸造・栽培の管理を手がけています。また、社内に最先端の大型醸造研究所を所有。タンクなどの醸造施設も最新のものをそろえ、使用する熟成樽は木の材質からセレクトし、全てオーダーメイドしています。
 ☆社員であることにより、自社ワインに集中して仕事ができる
 ☆チームのスタッフが業務を分担することで、各々が専門分野を磨き、
   相乗効果を期待できる
 ☆自社の研究施設で分析などを行える
 ☆最新のタンク、コントロールシステムにより、
  安全なワインを造ることができる
 ☆リーズナブルでありながら、熟成樽までこだわる品質追求

 



 フェウド・アランチョには、「最高のコストパフォーマンス・ワインの提供」と「料理との相性の良いワインを造る」という明確なコンセプトがあります。白ワインは「繊細な個性」を、赤ワインは、「濃厚でエレガンス」。ただ単に濃いワインではなく、飲み手のことを考えた、食事と共にあるワインを目指す彼らのワインは既にアメリカで高い人気を博し、シチーリア・ワイン・ブランドでアメリカ市場NO.1を獲得しています。

 


  「ワインは自然の産物」。フェウド・アランチョは一大プロジェクトですが、自然を犠牲にして利益を追求するものではなく、「自然との共存」をもとに考えられたプロジェクトです。そのため、EMAS(Eco Management Audit SchemeEU、欧州連合の環境管理制度)の認証も取り、ブドウ栽培・醸造方法・施設運用も自然に沿った方法を取り入れています。

1. 化学物質の使用制限
・有機栽培でも使用可能なボルドー液と、SO2の適切な使用
・害虫対策に、虫の異性のフェロモンをコントロールすることで繁殖を防ぎ、
 余分な農薬をなくす
・化学肥料の使用を控え、自然の植物から作った肥料を利用

2. ブドウ樹が最大限に自然状態にする
・適切な剪定とブドウ樹への細心の注意で、快適な通気性を保ち、
 病気を防ぐ
・最新の潅漑システムにより、水源の確保、
 ならびに必要なだけ的確に配水する
・周辺に生息するシチーリア原産の草花を、畑区画の側で育て、
 種の保存に役立てる
   (冬期のブドウ樹の衰退を防ぎ、春期には追肥として使用する)

3. 自然エネルギーの活用(ソーラーパネルと光電子パネルの設置)
・光電子パネルで年間150,000~200,000 kW
(50~80世帯の年間消費電力に相当)を発電し、施設の運転エネルギー
 に使用
・太陽エネルギーを利用して高温水を造り、ワイナリー内の洗浄・消毒に
 利用

4. 水資源の活用と循環
・水は非常に貴重なため、地下水源への影響を最小限にした
 水処理システムを建設
・保有地に7か所に人工貯水池を建設し、100万Lの水源を確保
・貯水池を満水にできるだけの能力のある、
 海水の淡水化技術(脱塩)を所有
・微生物を利用した濾過作用浄水システムで、
 水を貯水池に利用できる循環システムを所有
・効率的に配水するため、灌漑システムはコンピュータ化

5. CO2削減、地球温暖化対策
・ワイナリー敷地内で冷涼な温度を保つため、敷地の半分を地表面より
 掘り下げて建設