ワインに関するよくある質問

コルクの上にカビが生えていますが、大丈夫ですか?

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コルク上のカビはそのワインの保管状態が悪かったから発生したのではございません。ましてワインの品質に悪影響を及ぼすものではございません。何故なら、ワインにとっての良好な保管条件(温度:15℃ 湿度:75%)はカビが発生しやすい状態であるからです。

 

カビは無酸素状態では生育できないので、たとえコルクの上にカビが発生していても、コルクがきちんとされている限り、そのカビがコルクをつたって瓶の中へ入り込むことは通常ではありません。

 

カビが発生している場合は、抜栓前にしっかりとカビを布巾などで拭き取っていただきましたら、何ら問題はございませんのでご安心下さい。

ワインボトルの中にガラスの結晶のようなものがありますが、大丈夫ですか?

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ワインの味わいを構成する大事な要素のひとつに酸味がありますが、これはワインの中に含まれている多くの有機酸から成り立っています。

 

その酸のひとつである酒石酸はミネラル分のカリウムと結びつきやすい性質をもっており、この2つが結びつくと酒石酸カリウムという結晶状の物質となって瓶底に沈殿してきます。これを「酒石(しゅせき)」と呼びます。

 

酒石はきらきら輝きのあるきれいな結晶体で「ワインのダイヤモンド」と呼ばれたりもします。(赤ワインの酒石の場合は赤系色素が酒石に付着する為、木の枝や時には赤サビのようにも見える場合があります)酒石が沈殿しているワインは酸を多く含むおいしいワインとも言え、ヨーロッパではむしろ喜ばれる存在です。

 

もともとワインの中に溶け込んでいたものが、目に見える物質となって現れたものですので、ワインの成分であり、決して健康を害するようなものではございませんのでご安心下さい。ただ、酒石は口に含むとザラッとした感じであまり心地よいものではございませんので、瓶底へ沈めてグラスに入れないようにしてお飲み下さい。

ワインボトルの中にもやもやした粒状物質がありますが、大丈夫ですか?

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もやもやした粒状物質はワインの澱(オリ)と呼ばれるものです。

ワインは瓶詰後も熟成を続けるという性質をもった飲み物です。熟成する過程でワインの液中に溶け込んでいる「色素」(赤ワインの色の元でアントシアニンと言います)や渋み成分である「タンニン」、さらに「ポリフェノール」や「酒石」などが長い年月とともに徐々に不溶性のオリとなって沈殿してきます。

この現象はワインが熟成によりまろやかになっていく過程で必然的に起こることです。これらオリはもともとワインの中に溶け込んでいたものが、目に見える物質となって現れただけですので、ワインの成分で、決して健康を害するようなものではございませんのでご安心下さい。

ただ、口に入るとザラつきを感じますので、瓶底に沈めて、グラスには入れないようにして下さい。因みに、ワインの瓶底の中心が盛り上がっているのは、ワインをグラスに注ぐときに瓶底に沈めたオリを舞い上がりにくくするためです。

瓶口に被せてあるキャップシールに穴が開いていますが、何故ですか?

キャップシールの穴は空気の逃げ場として開けてあります。

 

高速なボトリングラインを導入しているワイナリーでは、キャップシールを被せる工程でこの穴が開いていないと空気の逃げ場がなく、スムーズに被せることができないからです。

 

決して誰かがいたずらで開けたものではございませんので、ご理解下さい。