ワイナリー紹介

フランス > アルザス > ポール・ジャングランジェ


ライン河とヴォージュ山脈に挟まれる地域、国境の地、美食の地であるアルザス。古代より肥沃な土地として知られ、ドイツとフランスの間で翻弄されつつも、独自の文化を築き上げた地。片麻岩、石膏岩、礫岩、砂岩、花崗岩、泥灰岩、石灰岩、シスト、溶岩...「この地ほど複雑なテロワールは存在しない」と言っても過言でなく、造られるワインは単純なはずがない。アルザスはテロワールのワインなのである。
コルマールから南西へ5分。丘の上に聳え立つ3つのシャトーが目に飛び込んでくるヴィラージュ、エギスハイム。「エギスハイム」の地にワイナリーを構える「ポール・ジャングランジェ」は、『アイシュベルグ』と『プフェシベルグ』のグラン・クリュを所有し、15世紀からのワイン造りの歴史を持つ、由緒ある造り手。
現当主のミッシェルは13代目にあたります。ランス大学醸造科在籍時は、シャンパーニュ・メゾン『ランソン』社でスパークリング・ワインの技術を習得、商業科のマスターを取得するためのディジョン大学在籍時には、『アルマン・ルソー』にて、ピノ・ノワールの醸造を習得しました。探究心旺盛な彼はその後、南アフリカ、チリへも赴き、計3つのワイナリーで醸造責任者まで登りつめました。そして2000年、アルザスへ戻りポール・ジャングランジェを引き継ぎ現在に至ります。
日本における知名度はまだそれほどではありませんが、地元フランスでは上記2つのグラン・クリュが『レヴュー・デュ・ヴァン・ド・フランス』誌他で居並ぶビッグ・ネームと肩を並べ最高評価を獲得するなど、近年グングンと頭角を現してきています。
また、“体質的に”化学薬品などを受けつけないというミッシェルが手がけるワインには、亜硫酸の使用もミニマムに抑えられており、その造りは「自然派」と呼んでもいいほど。しかし、彼は決して「自然派」という言葉を使いません。「本当にピュアでナチュラルなら、飲んだらわかるだろ?それでいいんだよ、僕は」。そう彼は言います。

現当主・ミッシェル氏
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