フランス > ボルドー > シャトー・クロワ・ド・ヴェルサン


【 所在地 】 Saint-Emilion
『シャトー・ペトリュス』での経験を持ち、『シャトー・ガフリエール』ではテクニカル・マネージャーも務めたことのあるエノロジストのエリック・デグリアム氏。その豊かな知識・経験が生きる注目の造り手が「シャトー・クロワ・ド・ヴェルサン」です。
デグリアム氏は、エペルネの生産者の家に生まれ、幼い頃から身近でワイン造りを学んできました。そして、リムー、フミーリャ、ナパ・バレーと、フランス国内にとどまらず世界各地の様々な地方をまわった後、エノロジスト、ジャン・クロード・ベルエ氏とペトリュスで共に働きました。ベルエ氏は殆どプレスの前に姿を見せることのない、実務を何よりも重んじる真剣なエノロジスト。そんな彼からは、学ぶことも多かったといいます。
そして、ガフリエールでテクニカル・マネジャーを務め、経験を積み、今回ついに自身のシャトーを構え、ワイン造りを始めました。
彼の基本となる考えは、
『テクニックに頼らず、クリマ(環境)を大切にしたワイン造りを行う』 ということ。
オーガニックに近いスタイルをとっており、除草剤は基本的に使いません。畑の雑草も抜かずにそのままの状態。自動車の排気ガスを防ぐ為、車は敷地内には停めない、停めさせない、というあたりからも、その徹底したこだわりを感じさせてくれます。
栽培について、その他で特に気を使っているのは、カベルネ・ソーヴィニヨンの若い青臭さはどんなに良い樽を使っても隠せないので、ブドウが完全に熟すまで、収穫は行わないようにしていること。
また100%バリックを使用していますが、それは完熟したブドウと調和させ、複雑味を出すため。
そして、基本的には栽培から醸造まで、全てデグリアム氏が一人で行っています。

エリック・デグリアム氏
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