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ジャン・フィリップ・ジャヌイクス
今、右岸で最も注目される「新しいボルドー」を代表するワインメーカー。


今、ボルドーでは世代交代の時期を迎えています。
若い新しい世代の生産者は、伝統を引き継ぎながらもその名声におごることなく、科学的にもブドウ栽培・ワイン醸造を学び、『新しいボルドー』を造り始めています。
ジャン・フィリップ・ジャヌイクス氏も、そんな“ボルドー新世代”のひとり。父はあの「クロ・デ・リタニ」や「ラ・クロワ・サン・ジョルジュ」を一躍有名にしたジョセフ・ジャヌイクス氏。その一家に受け継がれる伝統・技術を身につけながらも、常に伝統の技術で終わることなく、新しい方法を模索し続けています。
彼は、“ニュー・ジェネレーション”の中でもひときわ輝きを放ち、早くも評価は上昇中。近年、数ある生産者の中から堂々、「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれた、今ボルドーで最も才能のある注目すべき醸造家のひとりなのです。

ジャヌイクス氏は、常に新しいアイデアを試行しています。
そのアイデアは、なかなか他では見られない独創的なもの。
例えば畑もそのひとつ。各樹に出来るだけ均等に日が当るように、陽の方角に対して、弧を描いて植えられています。
また、使用される『シガー型』と呼ばれる特殊なタイプの樽。これは従来のボルドー型バリックより長く、幅の狭い形をしています(右写真)。
彼はこの樽の利点を次のようにあげています。
  1. 側面が大きくなり、より多くのワインが澱と接触可能。
  2. 底辺より良い材質が使われている側面と、より多く接することが可能。
彼が生み出すワインのまろやかさ、洗練された力強さの秘密は、この樽にもあるのです。

従来のボルドー型のバリック(左)とシガー型の樽(右)
中央はジャヌイクス氏
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