ブルジュ北東、メヌトゥー・サロンを通り、サンセールから4キロほどの小さな町、シュリー・アン・ヴォーにドメーヌは位置します。
代々、この土地では、「クロタン」という、シェーヴルのチーズを作っていました。もちろんブドウ畑もありましたが、農業の一環として存在していただけで、チーズを作りながら、酪農もし、野菜も植え、ブドウも造る、という程度でした。
その後、第二次世界大戦が終わった1945年、32歳だったミッシェルの父が本格的にワイナリー事業を開始。当時は輸出など考えてもおらず、近郊都市オルレアンやパリのビストロにワインを売っていました。ミッシェルは1970年に家業を引き継ぎました。その際、農業はやめ、ワイン造りに専念、自分の納得できるワインを造ろうと決意します。少しずつ土地を買い足し、醸造所も建築。息子であるローランはエノロゴの資格を取り、ヴォルネイのベルナール・ロシニョールで2年間技術を習得。1991年からミッシェルと共にワイン造りに励んでいます(父はすでに引退していますが、やはり見守るだけでは気がすまないようで、常に二人三脚でワイナリーを支えているそうです)。
彼らのワイン造りのポリシーは、品質第一主義。白亜質、シレックス、玉砂利に粘土・石灰質が混ざる3種のテロワールから造られるソーヴィニョン・ブランは、ブーケがとても複雑で、飲む人を魅了します。
また、このワイナリーはパーカーやスペクテイターの評価も高く、『MILLESIMES』誌(生産者の間で信頼の高いワイン・ガイド)でも、「サンセール 白」の部で“特別第一級”にランク付けされています。





