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マストロべラルディーノ
イタリア・カンパーニャ州に君臨する王者。

イタリア、カンパーニャ州、ヴェスーヴィオ火山の麓に位置する、1878年創業のマストロベラルディーノ社。
1700年代には自社で瓶詰めを行い、ブドウ作りを行っていたのはそれより遥か歴史を遡る、由緒あるワイナリーです。
時代の波の中で、周囲のワイナリーが国際品種に植え替えを行う中でもカンパーニャで唯一、頑なにカンパーニャの地品種に拘り、テロワールを重視し、量より質を求めたワイン造りの道を歩んできました。
歴史と伝統を重んじながらも最新の設備を取り揃え、今やイタリアだけはなく、世界的にトップの評価を受けるまでになっています。その格式の高さと信頼性からも、イタリア政府機関より、ポンペイの遺跡から発掘されたブドウ畑よりワインを造るプロジェクトを唯一託されるなど、イタリアを代表する生産者です。

「この蔵の存在なくして、現在のカンパーニャはなかった」と最高の敬意を持って語られる造り手「マストロベラルディーノ」。
戦後~近年にかけて押し寄せた国際ブドウ品種の波。カンパーニャの他の生産者が伝統的な地場品種、グレコやアリアニコを次々と国際品種に植え替えていく中、カンパーニャの伝統的なワイン造りの歴史、何物にも代えがたいその素晴らしさを守るために一人尽力した9代目アントニオ氏。
カンパーニャの偉大な地場品種を使った「グレコ・ディ・トゥーフォ」「フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ」「タウラージ」といったワインが現在存在するのは、そしてそれらがイタリアの最高格付・D.O.C.G.にまで上り詰めることができたのは、氏の努力抜きにはありえないことでした。
各地域で“地場品種”の魅力が見直されている現在。この地の伝統的な味わいを伝えてくれるマストロベラルディーノの存在感は、より大きなものとなっています。

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