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ドレイ・ドナ テヌータ・ラ・パラッツァ
“ミスター・サンジョヴェーゼ”、フランコ・ベルナベイ氏と若きエミリア・ロマーニャの新星、エンリコ・ドレイ・ドナ氏がつくり出す、他にはない個性と独自の奥行きをもつワイン。

ドレイ・ドナ家が現ワイナリー領土のオーナーになったのは、1900年代初めのこと。その当時、この土地の畑は全てサンジョヴェーゼでした。
当時は葡萄作りを小作人に任せ販売していましたが、1980年代になり先代のクラウディオがこの畑を受け継いだ時、自分の畑のサンジョヴェーゼが他の畑に比べ非常に品質的に評判が高いと葡萄買い取り業者や小作人などから聞き、葡萄畑に関心を寄せるようになりました。そして質より量であったエミリア・ロマーニャの葡萄栽培農家より収穫量を落としてでも良い品質の葡萄を作ろうと試みました。
その後、クラウディオは弁護士の仕事をやめ、自分のサンジョヴェーゼでさらによいワインを造りたいと考え、各地の一流とされるサンジョヴェーゼのワインを飲み始めました。その中で、「フラッチャネッロ」「フォンタッローロ」などフランコ・ベルナベイ氏の造るサンジョヴェーゼに深い感銘をうけました。
そして、遂にベルナベイ氏と面会、醸造コンサルタントを申し入れましたが、当初ベルナベイ氏は首をたてに振りませんでした。それでも諦めず「一度自分のワイナリーを訪問し、畑を見てほしい。」と何度もコンタクトをとり、ついには氏の訪問が実現。
ベルナベイ氏はフォルリを訪れ、ドレイ・ドナの哲学、将来的な展望などを実際に目にした時、このワイナリーのポテンシャルを見出し、ワイナリーのコンサルタントを引き受けました。彼の指導の下、クラウディオが既に行っていた樹齢の古い畑でのマッサル・セレクションにもさらに力を入れるようになります。
現在は、ベルナベイ氏の長男・マルコとクラウディオの長男・エンリコに父親達の哲学は受け継がれ、新しい世代が動き始めています。
「ワインは世代を超え造られていくもの。一代で簡単に完成するものではない。」という考えも受け継がれています。
エンリコ・ドレイ・ドナは若干32歳の若き当主。現在は若手ワイン企業家協会の会長にも任命されたイタリアワイン業界の将来を担う若者です。カリフォルニアなどでワイン醸造を学んできた彼は、技術的な部分ではなく、伝統や精神的な部分でもベルナベイに学ぶことは多いと言います。エンリコ・ドレイドナは、自身のワインについて「テヌータ・ラ・パラッツァのワインは私達の魂の一部です。一家が何年もかけて築いてきたものを少しでも感じてもらえたらうれしいです。カベルネ・ソーヴィニヨンなども造ってはいますが、私たちのワインはサンジョヴェーゼです。シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨンは1985年に植樹しましたが、これらはすでにインターナショナルなブドウだと認知されていたので、このブドウで自分達がどれだけのものを造れるか ということを世界に知らしめる必要があったからです。」と語ります。事実マニフィカ、グラフ・ノワールは世界的に高い評価を獲得、ドレイ ドナの名前を世界に知らしめました。

ドレイ・ドナ・ファミリー
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